2008年08月13日

平気で間違いを云う先生達は不思議な存在

世の中、不思議な方達が沢山いますね
テレビに何回も出ているとか、何とか大学の教授とかの発言を直ぐ信じる人が居ります。世の中に「絶対」等存在せず、彼らは「仮説」を述べたに過ぎません。その仮説は別人から新学説を唱えられ研究成果を発表されて、仮説から新たな仮説に塗り替えられます。
世の中の全てが仮説で成り立っております。従って工務店企業も「有名人」の話を信じてよいものかどうか考える必要があります。また、影響力のある有名人の方々はもっと真剣に住まい造りの基本である熱力学を考えて頂きたいものです。日本の夏暑い建屋の原因は貴方達の研究の成果だと思いますよ。・・・???

数年前、断熱材の権威と云われている某大学の教授が遮熱材の性能を調査するための実験をしました。
結果を先に云うと、「遮熱材の性能は認められない」との事でした。某大学教授のレポートを見て愕然としました。試験は氷点下25℃程度の低温室でした。ボックスを2個造り、片方のボックスには遮熱材リフレクティックスを貼り付けました。もう片方のボックスには断熱材と称するものが貼らました。このボックス内の中央には電熱器が設置されていました。この仕様のボックスを低温室に入れて電熱器のスイッチを入れました。このような厳寒エリアで、ボックス内の温度が何分後には何℃になるかの実験です。大変幼稚な間違いだらけの実験です・・・。
間違い@電熱器放射熱は対流熱でボックスの上方向へ対流熱移動します。遮熱材は対流熱移動に無抵抗で瞬時に熱伝導を起こします。
間違いA遮熱材と箱の部材が接しています。遮熱材は伝導熱移動に無抵抗です。もっと欠陥はありますが、もうこの2点で充分だと思います。遮熱材は、「輻射熱」と「輻射熱移動」を防ぐものです。
輻射熱は赤外線領域の電磁波と化して熱移動を行ないます。この実験の伝熱器の放射熱はどの領域の電磁波なのか判っていない。

このように幼稚な実験は判らないで、やったのでしょうか。また、判っていて遮熱材を非難するためにあえて間違った方法を講じたのかは不明ですが、何れにしても大問題です。大金を出す施主様、有名人を信じやすい工務店企業様、早く気づいて下さい。彼らが何を云おうが、何を計算するかは勝手ですが、日本の建屋は世界一暑いと云うことが現実です。有名人が考えた結果の建屋?これで良いのでしょうか。連日、「工場内が45℃以上です。助けて下さい」と電話が来ます。この現実をどう捉えておりますか。・・・・完
posted by kankyomaterial-blog at 11:48| 日記